『 好きなひと 』 by 水城ひかるこさん
天気が良ければ、太陽とお前を想い、雨なら雨で、降り注ぐ雨にお前を想う。
ルフィどうしてる?
最近の俺は、お前のことばかりだ。
俺が他人のことをこんなに気にするだなんてな。
イテェ。
身体中がイテェ。
でも一番痛いのは、お前と引き離されちまった心の方かも知れない。
見える怪我は治るけど、見えない傷は中々治ることがないから。
この傷は、ルフィを想って自らを抉ってしまった傷。
でもコレは心地よい。
もう永遠に治ることなく心に刻んだから。
例えジクジクと血が滲んでも、それはもう仕方ない。
俺はルフィを本気で海賊王にしたいのだと、気づいてしまったから。
2008ゾロ誕小噺としてアップされていたお話をわがまま言っていただいちゃいました!!
イラストはその頃たまたま描いていたのがホーーントぴったりだったものですから。
そう!シンクロしちゃったみたいです!!(自慢!!!)
ひかるこさんのSSはとっても好きです。
いつもいつも、素敵なお話ありがとうございます!!!