『 聖夜 』 by 水城ひかるこさん
2008.12.21
あぁ、俺はコイツを貫いて、この俺のいる地上に繋ぎ止めたいのだなと、熱くたぎるその体内に深く己を埋めながらそう思った。
放っておくと、何処までも飛翔して、誰も彼もを魅了して全部を欲しがり、その全てを掌中にしてしまうアイツ。
そんな男を腕の中に閉じ込め、俺だけを瞳に写し、俺だけのキスを受けて、俺だけを求めればいいと思う。
俺の唇で気持ち良くなって唇から唾液を溢して惚けてしまえ。
俺だけしかわからなくなって、俺にしがみついて俺だけを見ろ。
俺の指で跳ねて身悶えて、俺が欲しいとそう口にして俺にネダレよ。
そしたら俺はまたお前に楔を何度でも埋め込んで抱きしめるから。
なあ、知ってるか?俺がお前を愛してること。
俺はお前にメロメロなこと。
お前のなにもかもが愛しいから、俺はお前に触れるんだよ。
カタチの無い気持ちは抱けないから、俺はお前の身体を抱きしめる。
お前の身体をゆっくりと弛緩させて、俺を受け入れるまでにグズグズに瘍けたお前を抱きしめる時、俺は至上の幸福を感じる。
俺の唾液と汗と精液でぐっしょり濡れたお前が、俺にしがみついて俺に精液を掛けるとき、俺はお前の快楽を知り悦びに震える。
お前が俺を忘れても、お前の身体が俺を思い出すように、俺は何度でもお前を抱く。
お前がこの快楽を忘れられなくなる位、深い部分を抉って俺に馴染むまで、俺はお前の中で動かなくてもいいよ。
お前が俺のカタチを身体で覚えるまで、何度でも突き入れて覚える迄繰り返すから。
なあ、溺れちまう。
泳げる筈の俺が、泳げないお前にしがみついてしまう。
俺がお前に耽溺すること、お前が俺に執着すること。
お前の全身を隙間なく舐めること。舐めるだけじゃ足らなくて、咬んで吸って全てに触れて。それでも足らなくて突き入れること。
お前を貫いてかき混ぜる俺を好きって言えよ。
もっとシテと腰を振り、お前から俺以上に欲しがって見せるまで、俺は止めないからな。
お前の赤い舌を吸う時、お前の中心をしゃぶる時、お前の命をこの唇に感じる。
ドクドクと脈打つ鼓動が、お前の赤い血流が、お前が急所を俺に預けてる事実に目眩がする。煽られる。
なあ、わかってんのか?コレを咬み千切るとお前は死ぬンだぞ。お前は永遠に俺だけのものになる。
熱い吐息も、お前のあげる声も、全部全部欲しい俺に示される誘惑。
お前は全てを俺に委ねて、俺を許して天国へイク。
ひかるこさんとこのクリスマス企画でDLFになっていたものを速攻でいただいてまいりました(笑)
もーゾロったらルフィにベタ惚れで困ったやつって感じがツボですw
うちのクリスマス企画に感化されたそうで、嬉しい限りです。
うちのサイト、そのうちひかるこさんだらけになりそうだ(笑)